飯田人通信Vol.3 「宮澤純恵」さん BeautySalonCrystalPlanet オーナー

私にとって飯田市の魅力は、自然がたくさん！山も川も、野菜に代表される旬の食材も！

となります。?しかし、このような魅力は意外にも私が訪れた地方の街と、ほとんどというより、全く変わりが無いような気がします。?
やっぱりそこにはたくさんの人がいて、目映いばかりの自然があり、嬉しいことがないのに思わずほほえんでしまう味わい深い食材がありました。?
私は飯田市、この下伊那地域が大好きです。その自然や食材といった具体的にカテゴリー分けされる集合認識では計り得ない特別な意識があります。?
それが具体的に何であるかは分かりませんが、その意識の発掘が人生の大きなテーマであることだけは確かです。?
地方にも都会にもメリットとデメリットがあると思います。?
学生時代を名古屋で過ごし、飯田市に戻ってきて3年になろうとしますが、その中でぼんやりと浮かんできことがあります。?
地方のメリットはなんといってもの人とのふれあいや付き合い、人の温かさが思いあたります。?
物理的な距離は、スープがすっかり冷め切ってしまいますが、付き合う時間と密度は、個人情報がほとんど保護されない距離となります。?
田舎の人は閉鎖的って言われますが、この密度からの少しの距離が、孤立を招いてしまうからかもしれません。?

地方という就業の機会が少ないところでは、昔から言われる『職』を身につけるか、『幸運』が必要になりますが、私の身近には常に自分の仕事の幅を広げようと邁進している方います。?
海外に留学してフェイシャルエステの資格を取り、エステサロンの経営をしながら講師の依頼まで受ける「宮澤純恵さん」です。?

｢飯田で働くか？｣、｢都会で働くか？｣、｢都会で働く方が面白いのでは？｣

悩める選択肢の中、やはり生まれ育った地元の環境が自分にはとても合っていると?この地を選びました。?

美容のプロとしての「技術」、「心からのおもてなし」

この職業意識があれば、働く場所は関係ありません。そんな意識は仕事に取り組む姿勢にも見ることができます。

「どうしたらお客様に喜んでもらえるだろう？」、「もし自分がお客様だったら、どんな雰囲気だとリラックスして悩みを言えるかな」と常に相手の気持ちを考え仕事に取り組み、そして結果を出してきました。?
ですから日々の生活それ時代が仕事に直結し、多くのことを吸収する努力を怠ってはいません。いわゆる『陰の努力』です。?
多忙な現在でも日頃から、美に関して鋭い視点を持ち、流行や情報を取り入れようとする嗅覚を常にアンテナのように張り巡らせています。?

綺麗になることというと、少し表面的な気がしてしまいますが、｢綺麗になるには食べることから｣と、宮澤さんは食への関心も強いものがあります。?ですからシンプルに、豊かな下伊那の食材を、旬な時期においしくいただいています。?