小学生になったころ、母に教わって初めてチョコレートを作りました。
キラキラしたアルミカップに溶かしたチョコを流し込むだけの簡単なものだったんですが
初めてだと手際も悪くて、なかなか上手に作れず・・・
母に手伝ってもらいながら、ようやく完成したお菓子は
まるで自分の子供たちのような愛情が湧きました。
誰かに作るってすごく緊張しますが、失敗を重ねながらも
美味しい!って食べてもらえると、本当に嬉しいですよね(^^)
2月13日(土)
清内路にあるBakery&Cafe Antonで、お菓子教室が開かれました。
今日の課題は、「ロリポップチョコ」
簡単に作れて、デコレーションが楽しめるお菓子です。
スポンジケーキとガナッシュを混ぜて丸めると、焼く手間がないのが嬉しいですよね。
なにより、こねて丸める作業は、小さなお子様も両手いっぱい使って生地をコロコロ。
手を汚さないように・・なんて余計なことを考えず無心な姿がとっても愛らしい(^^)
すごく素敵な笑顔、理由は・・・?
もうすぐ誕生日のお兄さんの為に、バレンタインも兼ねてプレゼントするんだそうです。
妹さんの想いがたくさん込められたお菓子、食べるのがもったいない気持ちになりそう(^^)
丸めたあとは、棒を刺して、お楽しみのデコレーションです。
お姉さんが飾り付けの準備をするのを今か今かと待ちわびて・・・
どれを誰にあげるか、きちんと考えながら作っているんですよ。
自分の作品ですもの、真剣です。
小さなお子様を背負いながら参加した方もいらっしゃいました。
「小さな子供がいても、気兼ねなく参加できて本当に良かったです。」
お子様があっちこっちと遊び歩いても、みんなで声を掛けあって。
小さないたずらを仕掛けるやんちゃな遊びも、私たちも小さい頃はやったよね~と
暖かく見守るこの空間は、心安らぐひと時でした。
作り終わった後は、ANTON特製のケーキと、サイフォン式のコーヒーでティータイムです。
小さなお子様が、みんなのこころを繋げてくれたのかもしれません。
お菓子作りを通じてすっかり打ち解けたころのティータイムは、ケーキもコーヒーもお喋りも
10倍美味しく、100倍楽しい時間を過ごせました。
Antonでのお菓子教室は、今回初めての試みでしたが
先生である、Antonのみほさんとこずえさんの心遣いがとても心地よくて
穏やかな雰囲気の中、みなさんとても満足していらっしゃったようでした。
デコレーションが思ったより楽しくて、子供も大人も夢中に。
「そういえば明日はバレンタインだったよね!」
なんて笑い合いました。
最後はもちろん、パンを買い占めてお土産に(^^)
さて、みなさん楽しいバレンタインが過ごせるといいですね。
ドイツパンの店「Bakery&cafe ANTON」
長野県下伊那郡阿智村清内路1756-2
TEL 0265-48-6631
定休日 水・木曜日
営業時間AM9:00~PM5:00