セミの鳴き声が緑の葉っぱの隙間から聞こえる暑い夏、
下伊那郡阿智村清内路では、空き家の会の活動がありました。
清内路には、古くても、古い木のぬくもりや味のある家が多いと感じます。
空き家になってしまっても、壊してしまうのはもったいない。
この魅力をわかってもらえる方がいれば、是非利用してもらいたい。
そんな思いで、村内にある空き家を調査し、良い状態の家を片付け
次の家主を探します。
今回も、魅力的で、これなら誰か気に入ってくれる人がいるはずだという物件を
何件か周り、中の状態や周囲の環境、この家にどんな魅力があってどんな人に気に入ってもらえそうか・・ということを調査しました。
その中でも、特に2件、これはいいなという物件が!
外観は、よく見る古屋という感じですが、玄関を入ってすぐが小上がりになっていて、以前住まわれていた方はお友達と小上がりでお茶をしたり、お話しをしたりと楽しんでいたようです。
古さと言われればそうかもしれませんが、黒々とした柱は味があり、100年の月日が経つ木のタンスも、造り付けの家具も、どれも触れると優しい触り心地で気持ちが落ち着きました。
そんな中、もう壊してしまうという古民家も見せて頂きました。
古い木の建具はとても状態が良く、昨年同村内の古民家を買った方が、是非ほしいということで取り外しを手伝うことに。
ここが古民家のカフェになったら絶対素敵なのに・・という魅力的な味があったので、切ない気持ちになりましたが、建具だけでもこうやって誰かに使い続けてもらえるということは、嬉しいことですね。
この日みた二件の古民家は、ゲストハウスにしたらとても良さそうだ、などなど創造が膨らみました。
もし興味のある方がいらっしゃれば、是非お問合せくださいませ(^^)