先日、テレビを見ていたらハッピーホルモンの特集をしていました。
響きが軽快のこの言葉、正体は人と人が触れ合うスキンシップから生まれる、オキシトシンという愛情のホルモンです。
心を落ち着かせたり、安心感を得るというだけでなく、認知症の予防や高血圧を防ぐなど
その効果は医療の現場でも近年大注目されています。
ヨーロッパでは、友人や家族と握手やハグをすることが習慣ですよね。
その触れ合いが、私たちの心の安定や健康にとてもいいそうなんです。
といっても、日本人の私たちにはなかなか難しいかもしれません。
遠い記憶の糸を辿ってみましたが、家族と最後にハグしたのはいつだったか‥。
そんなぬくもりが、やっぱり大事なんだと実感したのが、菱田麻美さんとお会いしたときでした。
phytoncideを初めて訪れたとき、菱田さんの穏やかな雰囲気と包み込まれれるような優しさを感じて
とても心地がよかったことを覚えています。
3か月も先まで予約がいっぱいで、今は常連のお客様で精一杯という忙しさの中
ゆっくりと雲が流れるような時間をお客様に提供できる秘訣は、菱田さんの大事にしている習慣にありました。
「何もしなくても届くもの」
それが、phytoncideには3つあります。
一つは、視覚。
入口に入った瞬間から、まるでバリに来たような独特の世界観にぐっと引き込まれます。
玄関に敷き詰められた色づいた玉砂利や、置かれている小物一つ一つが統一感があり
飯田から飛んで、バリにループしたような感覚です。
二つ目は、聴覚。
聞こえるのは、バリの伝統的な銅の楽器です。
体の奥底に響くような独特の重い音。知らないうちに、音に揺られて眠気が誘います。
三つ目は、バリニーズエステの特徴でもある、アロマの香りです。
菱田さんは、タオルだったりちょっとしたものに匂いをプラスしています。
ふっとした瞬間に、脳の中の遠い場所まで匂いが届きます。
行き届いた心遣いに自然と取り込まれながら
心が落ち着いたとき、菱田さんの優しい手で始まるエステは、自然とお客様を夢の世界へ誘います。
エステが終わり、菱田さんのもとにはお客様から感謝の気持ちのメッセージが届くそうです。
そのメッセージからは、満足して嬉しそうなお客様の様子が伝わります。
「心身ともに満たされたお客様の顔を見るのが、本当に幸せです。お客様ひとりひとり、全員が本当に自分の家族のように愛情を持ってしまいます。愛おしい気持ちが湧いてきて、お客様と時間を過ごせること、この時間をとても大事にしています。」
菱田さんには年頃の息子さんがいらっしゃいますが、どんなに仕事が忙しくても、家族との時間は必ず取れるよう、大事にしています。
そして、母と息子でも、ハグを通じて触れ合うこと。
家族も、お客様も大好きという菱田さん自身が、人に触れ合うということを通じて愛情に満ち溢れた方なんだと
菱田さんとのお話しを通じて感じました。
バリニーズエステ Phytoncide
代表 菱田麻美
Balinese Esthe Phytoncide School 講師
2015 ミス・ユニバース・ジャパン長野大会
グローアップセミナー講師