ビル・エヴァンスの「マイ・フーリッシュ・ハート」でジャズに魅了され、ポピュラーなジャズを聴くようになった。
モダンジャズとは「ビ・バップ革命」後のジャズをさすらしいが、私にジャズの出会いをくれた、ビル・エヴァンスは、「クール・ジャズ」にカテゴライズされるらしい。
モダンジャズを代表する、マイルス・ディビスも大好きだ。
ある時まで、ジャズを聴くメディアは完全にCDだった。
不思議なもので、どんな出会いも突然やってくる。
ある時、このジャズがレコードで聴けるようになった。
高校時代にCDが全盛になってからレコードに触れる機会は皆無になったが、移住した先の住居にはレコードプレーヤーとDIATONEのスピーカーが。
ここでの出会いも必然でなく、やっぱり偶然。
偶然の出会いは、飽きることのない広大な世界を教えてくれたが、企業戦士になることを、許してはくれなかった。
当社が扱う物件の一つ、「長野県駒ケ根市下平」の不動産物件調査をしている時、多くのレコードが置かれている部屋があった。
仕事を忘れ、1枚1枚のレコードを眺めていると、この物件のオーナー様から「良かったらあげるよ」の一声。
訪れた大チャンス、少しは遠慮しながら、部屋にあるLPレコード、シングルレコードの全てをいただいた。
この物件のオーナー様は、現在は飯田市内で美容室を経営され、駒ケ根を離れること15年。
美容室の開店を機会に、飯田市内に移住。
しばらくは飯田から趣味を楽しむために通っていたが、仕事が忙しく売却することに。
この物件に魅力を加えているのは、オーナー様の音楽にかけた情熱が大きく関係してしている。
バンドを結成し、多くの時間を費やしていた、青年時代の熱い想いは、物事を動かす、推進力となった。
昭和56年新築、築40年ながら、この物件は、防音ルームが完備。
しかも隣の部屋の壁には、スピーカが埋め込まれ、まさに音楽のための住居。
駒ケ根市の郊外と言っても、この住宅がある場所は、整然と住宅が並ぶ、静かな住宅地。
でも、防音ルームのおかげで、大音量での演奏もOKだそうです。
【駒ケ根市下平の物件情報】